中3、遠足に行って参りました!
2019.06.04
5月28日(水)、中3は、学校を飛び出し、遠足に行って参りました。中3の春の遠足の主目的は毎年決まっています。それは、修学旅行の予行(初日の集合場所確認&班別自主研修の練習)です。公共の交通機関を団体で利用する際、気をつけなければいけないのは、何より時間厳守ということ。早め早めの行動は必須となります。ただしその意識を持っていたとしても、遅刻することはあります。早めに集合場所付近に到着していながら、施設内で迷って結局…というヤツですね。初日の集合場所となっている東京駅は言わずと知れた巨大ターミナルの駅。地図や案内板をみていたとしても迷うことは大人でもあり得るのです。1回迷っておく、これも予行だとボクたちは思っていました。実際、東京駅到着後、迷った者たちも少なからず…。本番じゃなくてよかったよかった、ということで…。
修学旅行本番では、3日目と4日目に班別の自主研修が予定されています。事前に立てた計画に基づき、3日目は関西広域を、4日目は京都市内を巡ります。どの交通手段を用い、どのルートを通っていくか、これもみなで相談しなければならないことだったりします。乗り間違えも振り返ればよい思い出!なのですが、無用なタイムロスは避けるにこしたことはありません。入念な下準備も必要ですが、実際に様々な交通手段を乗り継ぎ、いろいろなところに出かけていく経験こそが必要になるとボクたちは考えます。例年中3遠足は「鎌倉」という観光地にでかけていき、この班別研修の予行を行うのですが、昨今の「鎌倉」の異常な混みぶりを敬遠したことに加え、次の目的により、今回の見学地を設定しました。
「東京」という都市を知るきっかけとする。
知っているようで知らない「東京」。東京のど真ん中の学校に毎日登校していながら、実は自宅と学校を結ぶエリア以外、ほとんど足を踏み入れたことがない者も少なくないのではないでしょうか。「東京」ほど多種多様な交通手段を有している都市は、日本はおろか世界にもそうはないと思われます。修学旅行の予行をするには最適な都市といえるでしょう。予行に加え、せっかくだから、普段なら、なかなか行くことのないエリアに足を向けてみよう、自分の目で耳で「東京」をじかに感じてほしい、との願いで今回の遠足の計画を立てました。エリアは次の8つ。それぞれのエリアに設けられた見学施設を最低でも3つ巡るよう、指示を出しました。
①上野エリア ②浅草エリア ③本郷エリア ④新橋エリア ⑤乃木坂エリア ⑥大手町エリア ⑦新宿エリア
⑧湾岸エリア
各班は、しっかり見学してきた証(入場券の半券や班員全員が写る見学場所での写真など)を手に、上野恩賜公園の噴水広場に再集合。担任の先生にみてもらい、チェックが済んだ班から解散となりました。
当日は雨が心配されましたが、朝のうちにしっかり止みました。日ごろの行いがよいから、ということにしましょう。
10月の修学旅行本番、今から楽しみです!